どっかでやってる諍い 余すとこなく写すテレビ 釘付け 身を乗り出して 祈る手をひたすら握りしめて 締まる空気 グダる駆け引き 願いが分からなくなって 真っ新に戻す深呼吸 有耶無耶で終わらないように 乱痴気騒ぎみたいな 有り余る期待背負ってるんだ 「出来なくても無理はないさ」 そんな僕が馬鹿だった 夢にまで見た歓喜の景色 この心躍るものは何? 他のものではまず味わえない 叫ぶ声が地となって響く 静まり返ったのも束の間 フラフラに酔って入り乱れて この日の為に生きているんだと はやる胸に向かって呼びかける どっかでやってる諍い 全部嫌でも耳に入る 「誰が悪い?」 ただ憎たらしい この夢が覚めていく音がする 恨みつらみ 手のひら返し もう訳わかんなくなって がっかりを埋めるソーシャルゲーム 苛立ちで壊れないように そんなにけったいな言葉 どこの誰から教わってんだか 返しておくれあの感動を 一秒前の高鳴る心 どっちが相応しいだとか あの時こうすれば良かったとか なんの得にもならない評価 読んだ僕が馬鹿だった 今宵限りのお祭り騒ぎ 水を差す者は置いてけぼり 目の当たりしちゃ何も言えぬまい これほど分かち合えるものはない 一握りに全てを賭けて 理由のない思いを信じて 好きも嫌いもある訳ないだろう ひたすらこの胸が激るもの 言葉にならないこの感動を 雄叫びとして口に出して ここの前では何も聞こえない 伝わってくる同じ志 夢にまで見た歓喜の景色 この心躍るものは何? 他のものではまず味わえない その感動に酔いしれて