大歓声 目を輝かせ ただ眩しすぎるテープ 手当たり次第の声で叫ぶ 俺だけ?って何度言えば気が済むの? でもこれは全部僕の目指した 景色の中 どれもうざったく見えるのは 気のせいじゃない なんか馬鹿みたいだね 手が届かないなんてもんじゃない 見えるか見えないかくらいの スタンド席上段から見下してるのに 及びもしない才能 努力が裏切らないのは 人知れず絶え間なく続けた 人だけらしい 今更気付いたって遅い 臨機応変な価値観はもう無いの 大歓声 拳を震わせてまで狂喜乱舞して 世間はそのことで持ちきり 今日の会話の入りは困らないね 「敵いやしない」 本当なら向けるべき尊敬の眼差し 素直にできるはずもないわそんなこ と ただ嫉妬だけが残ってる この世の全てを賭けてきました そんなことはありませんでした 努力すれば何にでもなれる しかしそんなこともありませんでし た 光り輝いた瞳で見てた あの頃に戻れるのならば 戻らない理由なんて無い 死んだような目が嫌になる がっかりした今日の自分に 足りていないものが分からない 背中は小さくなるばかり でも泣きつきたくないプライド 兎と亀の亀みたいに 遅かれど進んでいるはずなのに 兎の方はだらけもせずに ゴールをどんどん引き伸ばしていく 手が届かないなんてもんじゃない 見えるか見えないかくらいの スタンド席上段から見下してるのに 及びもしない才能 努力が裏切らないのは 人知れず絶え間なく続けた 人だけらしい 今更気付いたって遅い 臨機応変な僕じゃない そっくりそのままではなくて 自分らしさも残したままで 見込みのある長けたところ なんて都合のいいものは落ちてない 泣き寝入りがとてもよく似合う 窓の外ではドンチャン騒ぎ 歓喜の渦の影に隠れた 羨ましさは胸にしまったまま