彼女はもう 息が出来ないと 「どこにも居場所が無いんです」と 人を無くすことに怯え、 日々が重なるごとに遠のいて 燃え盛る夕焼けがとうとう世界を焼 き尽くす 「屋上なう校庭は火の海」とうとう 妄想も詰んできた 今日という日が今日も終わり 何を手にしていた 人は彼女を裁いて何を手にしていた 今日という日を何千回跨いでやって きた 彼女はまだ待ち続け何かを手にして いた 日曜の朝、始発に乗り込んだ 誰もいない景色が見たくなったと 一人の寂しさに耐え 傷が重なるごとに近づいて 今日という日が今日も終わり 何を手にしていた 人は彼女を裁いて何を手にしていた 今日という日が今日も終わり 何を手にしていた 人は彼女を裁いて何を手にしていた 「エンドレスエイトよ、止まれ」 柱跨いでいた 秘密会議灯す街灯 時を跨いでいた 燃え盛る夕焼けがとうとう世界を焼 き尽くす 「屋上なう校庭は火の海」 「屋上なう校庭は火の海」