少し湿る黒髪 畦道生ける森の匂いと 身長差気になる 問い解けてく宿題模様 居なくなった友達 バスは片道しか出ていないようで 「明日はきっと行く」繰り返し経つ 時の流れも 「会いたくなったらいつでも」そう 言って突き放つ僕の事を 親友よりも近く他人よりも遠く映る 人 近すぎても駄目 遠すぎても駄目 一つ言い訳を積み上げて 書きたいのはこんな歌だったっけ そんな事書き終えれば分かる 正しいことだけじゃ間違えるし 綺麗なことだけじゃ汚れるし 教わったのはこんな歌だったっけ そんなこと書かなくても分かる 会いたくなったとどうしても言えな いので 君に貸すWEEZERの青 「一曲目が好き」その声と共に鳴る 昔居た人と今居る人 きっと僕の中で積み上げる 愛したいのはこんな人だったっけ そんなこと誰よりも分かる 真面目なだけじゃ笑われてしまうし 丈夫なだけじゃ壊れるし 受け継いだのはこんな歌だったっけ そんなこと死ぬ頃に分かる でもそんなこと死ななくても分かる