相も変わらず 二人で並んで 他愛もない話でもしようぜ 未来を待ちわびて 目に浮かぶ それは時計仕掛けのアイロニー 雨に包まれた街が 心変わりして 光挿す 水たまりではしゃいだ昼下がり いつも抱きしめたいのに 敢えて振り向きざま 捨て台詞を吐いた 困り顔の君が愛しいんです それが僕なんだ 下手な真似して 泣かせてごめんよ 傷を癒す仲直りのキスで 宇宙まで飛びたいぜ 食卓を囲んで 代わり映えのない朝食 気まぐれサラダには 優しさという名の ドレッシングが いつも 合うようです 「不器用なとこが好きなの」 だなんて泣けるじゃない まるでレガートに歩幅は踊る ルララ 花束を抱いて そして僕ら 相も変わらず 二人で並んで 大人げない話でもしようぜ その涙もふいて 仲直りのキスで トリロジーな世界へ