ゆっくり積もる まばたきの間に 静かな空気は嘘のように澄んで 窓の外では小枝がそっと 折れる音がしていた 待っていたけど やっぱり来なかった このままとどまっても 何も変わりはしないから まだ暗いうちから歩き出して たわむ空の下でいつのまにか 澱が小さくなっていって 想像を超える出来事だらけ 優しい思いは見えにくくなって すさぶ風も 覆うような夜も 舞い上がる 淡雪を 音も吸い込まれて 何もかも白くなっていく 濁る気持ちさえも そっと包むような いつのまにか 足下ばかり見ていた 終わりを思うのは 早すぎる 埋もれた蕾を探して
