願いをそっと閉じた少女に 心は奪われて永久の終わりを待つ 途切れた笑顔だけがこびりついて 只 無力さを知る もう光が届かないなら 鮮やかな闇に染めて 恋焦がれた世界を夢見て 色彩を塗り潰して ひと匙の未来を分け 与えてあげましょう 僅かな希望の味は熟れた 絶望に変わってく 小さな物語が腐り落ちて 今 啄まれている もう痛みも感じないから 価値さえも亡くしたのでしょう 憧れた未来を閉ざして 何色の夢を見ようか? 夜風に綻ぶ花 流れる空 月影 涙 綺麗だったな 左様なら もう光が届かないなら もう痛みも感じないなら 憧れた未来をこの手で 何色に塗り潰そうか 鮮やかに