AWA

Rusty red

Track by少女病

7
1
  • 2011.08.13
  • 5:05
AWAで聴く

歌詞

『少女は力を欲していた。 強大な、誰も抗えぬ程の力を。 彼女が忘れ去られた廃墟から見つけ 出した物は、 古の神が残した聖遺骸。 その神器に手を触れた少女は、 その瞬間に昏倒し意識を失って。 けれど目が 覚めたときに身体に 宿っていたのは、 神の奇跡とでも言うべき力で――』 「これが、 これこそが私の求めていた――!」 暗示めいた稚拙な 言葉が自我を搦めとる 生い繁った斑葉に身を委ねて 少女は即興で詠った 撃鉄は起こされた 滅びの幻想を堕胎して 両手で柄杓を模り感情を掬った "終末への時計を持ってその針を 回し続ける者がいる" 「そう。 なら、 まずはそれに加担してみようか?」 遺伝子がゼロから書き換えられた そう錯覚する程に鮮明な覚醒 自由で不自由な 仄暗い旋律は深く 少女の心象風景へと響いた 『その聖骸に手を触れたものは、 他人の感情が旋律として 聞こえるようになるという。 それが優しい感情ならば柔らかな 戦慄を。 強い怒りならば激しい旋律を 奏でて。 ある種の全能感は、 少女を力に酔わせた――』 Ah... 感情を見通せるということは その行動までも全て 見通せてしまえて…… ああ、一人の少女のそれは悲劇? ああ、壊れた表情のそれは喜劇? ああ、 途方もない力に耽溺していくように 遺伝子がゼロから書き換えられた そう錯覚する程に鮮明な覚醒 自由で不自由な 仄暗い旋律は深く 少女の心象風景へと響いて 狂い咲け 神の名を受け継ぎし聖女よ 先導者を求める人々を従えて 不純で純粋な 思想はまだ仕舞いこんだまま Ah... 雌伏の瞬間をただ積み重ねた どんな所業に手を染めたとしても 彼女には それを咎めてくれる者は現れない もう誰もいなかった―― 『少女は古の神の名を継ぎ、 聖女アナスタシアと名を変えた。 力を利用しての預言の数々は 聖女に相応しいもので、 多くの信奉者が 集まるまでに時間はかからなかっ た。 けれどどんなに崇められようと、 所詮は地位なき怪しげな 先導者に過ぎない。 そんな時、 アナスタシアは 遠いミラシュカの国を司る幼き王、 カタリナについての噂を耳にする』 「奇病を患う彼女にこの聖骸の力が 表れたなら、きっと……。 ――ふふっ、 面白いことになりそう」

このページをシェア

少女病の人気曲

この曲を含むプレイリスト

少女病
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし