きみがいつも話した家族の記憶は 万華鏡に喜んだ場面で終わる きみがいつも演じてた家族の舞台は カーテンコール始まって席を立った 失うほど持ってたっけな 悲鳴、いま、歓声と混ざって溶けた ギャシュリークラムってわかってる 結末が音階に遮られていく ふりこの音響いているよ ぼくがいつも忘れる悲しい話は おおきなきみの胃袋に隠れたらしい 罵声、いま、首元に触れた気がした おとぎばなしだってわかってる 欠落が触媒に反応していく ただしいこと、なぞってみても 泣かないで 踊ろうよ 秋がすぎる頃にさ どこかへ行こうよ きみが死んだところへ! 気付かずにいることで 優しくいられた 悼むべきも悼まず 諦めていくことで気付かずいられた ギャシュリークラムってわかってた 結末が曖昧に誤魔化されていく ただしい音、響いていくよ