夕闇にずっと身を寄せて 夜の底もっとちいさくなって 日が昇るまで隠れている 眩しいところは苦手だから 靴底は今日も鉛のようで 引きずり歩く背中はきっと 丸まったまま居場所だけを ふらふら探しているのでしょう 疑うことで強くあれたから 信じることが難しいんだね 足もと照らすことはとても できないけれど分かちあえるかな 街に消えてくこの声を 拾いあげてくれたその手の中に もらったぬくもりを声に込めなおし 届けたい うまく笑えなくても うまく話せなくても やさしくありたいのは 僕らにたものどうしだね うまく笑えなくても うまく話せなくても やさしくありたいから そんな目をしているのでしょう うまく笑えなくても うまく話せなくても