歌詞
大きな街や人混みの中じゃ 音に埋もれてしまうから 影からのびる腕がつかむ 動かないぼくの足を睨んだ 口から出ない溜まりきったことば 蛇口はかたく締められた 車の流れはぼくを見ないから 近所のいちばんでかい道でうたった なぞった稜線にあかりが灯る 朝日のみえた場所まで もういちど ひとりで息をする 夜はくり返し夢にみる まちがいばかり だから 夜明けまで 握ったままで 朝日のベルがかき消すまでは 風が運んだ色や音色が ぼくを彩ったような気でいた だけど気づく 風はぼくを どこへも運んでくれはしないこと こころとからだの矛盾押しこめて ぎこちなく歩く 見あげた雲間から特別いいものが 落ちてこいなどと望みながら 朝日のみえた場所まで 手を広げたら自由の世界に 夜はくり返しつぶやく 大丈夫と そして 夜明けまで 握ったままで 朝日のベルがかき消すまでは 朝日のみえる場所まで 強くなれなくても弱くなんてないよ 夜はくり返し訪れる どこにいても だから 夜明けまで 握ったままで 朝日のベルがかき消すまでは なぞった稜線にあかりが灯る
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