すこしひび割れた肌に 雫を落としたら かすかな笑みを零して おどけて揺れてみせた 目をみればわかるね か弱いものなど たくましく耐え抜き つつましく咲くだけ 花手水 愛で揺らして わたしから 何度でも伝って また還らぬように 花手水 どうか 渡し場所をおぼえていて 迷わないよう 一本道の このさきに立ってるから 振り返って頷かずに 次ぐ朝日に笑顔を向けていて 虹が足をおろした時 また今度の約束をしよう 花手水 愛で揺らして わたしから あした来る日が ずっとやさしくあるように 花手水 どうか 渡し場所をおぼえていて 迷わないよう 一本道の そのさきに立ってるから その先で待ってるから