Track byTattletale
嘘を言う哀れな身体へ 応答する真夏の陽炎と 交差点、傾く信号と 向こうにいる亡者になった君と 相対する 暴熱に眩むよう 無数に潜むエネミー 基盤上を闊歩する スコールが泣いて コンクリの匂いと 蒸し上がる劣情 炎天下 鉄塊が舞って その時に俺は 光が静寂を呼んで 叶うはずない明日ごと焼き 払っていく 風 通りは空 雨は止んで 一人になった 今 胸にある眼差しは 君と君を愛した人