時や光を曖昧に 死せる春や 憂う夏のこと 暮れる秋のこと 降る冬の業 衛星を介した太陽の光を見て 明日脈打つかさえ、不安定な身体は 俺は赤子の様に泣いてしまう 目覚めた後飲んだ酒で 奇妙な夢を見る 羽をもがれた鳥や くたばった猫や 愛ていた蜥蜴が 一列に横たわる 俺は 同胞に食われた蝌蚪 骨になった鹿の子 死んだ筈の友がそこにはいた 俺は 衛星を介した太陽の光を見て 明日脈打つかさえ不安定な身体は 俺は赤子の様に泣いてしまう 高架下逃げるように煙草をふかす ただ肯定を探す あらゆる罪を吸っては吐き出す