六論の幻影 (feat. MEIKO&KAITO&初音ミク&鏡音リン&鏡音レン&巡音ルカ)

歌詞

辻褄合わせに歌いましょう 語らうついでに踊りましょう 命の代わりのプログラム 指先ひとつの道しるべ 辿る 星のように儚いんだ ひとつのオリオン座を分け 空の先を見つめ君と 風を切れ 現実紛いの桜の木の下で 慣れた童謡を口ずさもう 仲良く誰かの概念に縋る 悍ましい本当 実体持たぬ鮮烈なラプソディー ジンタ揺蕩った聡明なファンタジー 字面ひとつ感情の弧に在らず 6+1の器楽に暮らす 烏映るガラスは確かにここ きっと夕暮れは 終わらない さぁ枝分かれの瞬間へと 夜隔てた日をこの目で見るままに 「正しい」なんて言葉なら 概念に過ぎないね 「好き」の気持ちだけの色 幻影でいい つまづきも ふらつきも 違和感も 正解は無い 意を介さないで 流れに身を投げ 意味すら持たずに この星で奏でて 溢れ出る自我は 鮮やかな光 染まらない歌を 探している 感情を知らず 生きた音が それでも良いと 気付く時 現実紛いの桜の木の下で 慣れた童謡を口ずさもう 仲良く誰かの概念に縋る 美しい嘘に いつかこの日の 語り部へと 触れた未来に 駆け寄って 空の先を見つめ君と 並ぶ声に耳を澄ませ きっとこのまま追いかける 地の果て僕らを待つ 正夢には ずっと綺麗な輝きが絶えない 六凛の花が咲くように 辻褄合わせに歌いましょう 語らうついでに踊りましょう 命の代わりのプログラム 指先ひとつの道しるべ 辿る