誰もいなくなった小さな部屋で 枯れた花が夜を見つめている 点と線を結ぶ糸がほどけて 何処かに痛む場所がある ずっと奥の方 きっと触れない 忘れてしまいたい もう朝が来る 窓から差した光で 心に付いた傷が透けた ねえ美しい日々は どうして決まって 僕らに違う答えを残すの? 円を描いていた針は乱れて 重ねた色が抜けていく 手を振るままに おやすみまたね 逃げ出してしまいたい もう朝が来る 過去を映した瞳に 微かな陽が泳いでいた ねえ美しい日々は 遠くへ離れて 静かに新しい朝が来るの? もう朝が来る 窓から刺した光で 心に付いた傷が透けた もう朝がくる 過去を映した瞳に 微かな陽が泳いでいた もう朝が来る 窓から刺した光で 心に付いた傷が透けた もう朝がくる 過去を映した瞳に 微かな陽が泳いでいた 誰もいなくなった小さな部屋で 枯れた花が夜を見つめている