曖昧で 消えそうな声の 側にいて そんな言葉でさえも 聴こえないほど みていた白昼夢は あれは 青かった春の話 川沿いの道をぼんやり歩いた 隣にはいつも君がいた 何か凄いことがおこるのを 期待していただけだった 2人で過ごす退屈な日々を 君は幸せと言ってた つまらない人だと思ってた 何も知らない僕だった カシミアのセーター チクチクしないから 多分 君にも 着られると思うよ 優しくされるのが 当然と思ってたのかな? ありがとうって ちゃんと言えたかな? 曖昧で 消えそうな声の 側にいて そんな言葉でさえも 聴こえないほど みていた白昼夢は あれは 青かった春の話 一つ聞かせて欲しいんだけど 本当に幸せだったの? 今となっちゃ 知る術もない 溶けていった 泡のよう 朝はまだ寒いから ブカブカのパーカー 朝日が昇るのを 見に行こう 涙が流れてた あれはあくびのせいだよな? 君のことなんも 知らないんだな あれから いくつの季節が過ぎ お互いに少し 大人になり 僕は君の素晴らしさを知り 君は僕のダメさを知ったんだろう カシミアのセーター チクチクしないから 今でも たまに袖を通すよ 君が笑ってた 季節が好きだった 二度とはこない 青い春 曖昧で 消えそうな声の 側にいて そんな言葉でさえも 聴こえないほど みていた白昼夢は あれは 青かった春の話