さらばと向けた背中に 愛していたわなんて 言葉かけちゃイヤだぜ やせがまんさせておくれよ 抱きしめてしまうと去れない 今夜も歌いに行くぜ 君が何もなかった ようにバスに乗ったら どうしてさすらうのだろう こんなふうにしか生きられない バックステージの隅の 鏡の前の 化粧した愚かな顔よ さあ今夜も さあ行こうぜ 喝采の中 愛を失った男が 愛のよろこび 歌ってる 見ろよ 滑稽なその姿を 笑おう 涙出るだろう いつの日 君の住む町 歌いに行くこともあるだろう 舞台袖の闇で 登場の直前 思い出すかわいい顔を 振り切るんだ さあ行くのさ 喝采の中 愛を失ったアイツが 愛のかがやき 歌ってる 見ろよ ちぐはぐなその姿を 笑おう 涙出るだろう 生まれ変わったなら 普通に生きれるか どうせまたここに立つくせに さあ運命だ さあやるんだ 喝采の中 愛を失った男が 愛のよろこび 歌ってる 見ろよ 滑稽なその姿を 笑おう 涙出るだろう 喝采よ!喝采よ! お前だけは アイツを許しておくれ