大それたこと 言えるくらいに 能天気なら 幸せだったろう 散らばった温もりに 飢えた獣が 分かれ道の真ん中 血走った眼で睨んだ 揺るぎない心が示す先を行け 「誰のせいでもない」 そう言い聞かせて 歩き出したんだ 愛情にすら気づけないから もうやめにしよう 気が狂いそうさ 幸せの数だけ 息苦しくて ひとつずつ切り捨てた 後に残ったユートピア 傷だらけのまま 振りかざした夢 「誰の為なんだろう 」 そう呟いたあの日のように綺麗かな 色褪せてないだろう 引き寄せ合うだろう いつでもこの手に 針の無い羅針盤があるから 揺ぎない心が示す先を行け 誰の為でもない 答えにならない明日を待って 傷だらけのまま 振りかざした夢 今しかないだろう その心が狂い出す前に さあ