「可哀想に」なんてよく思うんだ 薄暗い部屋の中 何者でもない 水平線の傍にある 無数の価値観を ひとつひとつ綺麗に並べていった 愛でしょうか 愛でしょうか それでも君は笑う 最低な僕にしてみれば そんなものかな 大したことないかな 刃のような優しさで 切り刻むんだ 空っぽの空 睨み返した あの日の匂いがまだ 指先に残る 終わったのに サヨウナラしたのに 頭の中 こびりついた記憶が 光放つ 悲鳴を上げて 君は泣いていたんだ 最低な僕にしてみれば もう関係ないや 感謝はしているけど 炎のような虚しさで 燃え尽くすんだ 灰色の空 知らないフリした あの日の僕らならどこまでも行ける 何千回 何万回 同じことしてるの もう一回 もう一回 やめられないよ 最低な僕のことだから 強がっているんだ 最低な君のことだから 面倒くさいな 最低な僕にしてみれば そんなものかな 大したことないかな 刃のような優しさで 切り刻むんだ 空っぽの空 睨み返した あの日の匂いがまだ 指先に残る