はるか

歌詞

空が少し近いベランダ 透明な声が駆け抜ける あなたの笑い声によく似た風が くしゃりと髪を撫でていく あなたが好きそうなワンピース わたしのために着てみたよ 会えない4月のこの気持ちは 手放さずに握っていよう あなたの家に続くあの道の 桜は地面で舞ってる頃ですか 見えない景色に想いを巡らせて 一人部屋で旅をした ここは何処か ここは春か 寂しい想いをさせてごめんね 空に足をつけて歩いてるような そんな心地で今日も歌ってる 壊れたカメラでシャッターを切った 何も写らないなんてウソだよ わたしにはあなたが見えている 言葉にできなかった昨日の悲しみ 今日はもう忘れてしまったから この恋しさは 明日のわたしと半分こ ラップをかけて閉まっておこう ここは何処か ここは春か 寂しい想いをさせてごめんね 空に足をつけて歩いてるような そんな心地で今日も歌ってる あなたの家に続くあの道の ツツジは咲き始めた頃ですか 去年の今を思い出しては 一人で小さく笑ってしまうよ ここは何処か ここは春か 寂しい想いをさせてごめんね 空に足をつけて歩いてるような そんな心地で今日も歌ってる ここは何処か ここは春か あなたの街から遥か遠くのこの部屋 で 気付いて欲しくて歌ってる そうか、春がもうこの街を後にする