どこにいても君を見つける才能 乾いた風がシャツの裾 羽ばたかせたら 揺れる 僕のこの心は何色? 焦がしていく 君と夏の太陽 その笑顔 思い描いて ひとり 空見上げてた 広がり続ける時間(とき)さえも 今を忘れていた 繰り返す 波の音 押し寄せる 恋は陽炎 掴めそう だけど 腕を擦り抜けていくんだ 見せかけのこの世界で輝いた 瞳に会いたい 今 会いたい 君をずっと見つめていたい はにかみ顔の 君はまるで向日葵 空の青さ見て 真っ直ぐ 背伸びする その隣で 笑い合えたなら 羨んでる 窓の外 その声が 聞きたくて 夕焼け眺めてた 何かを 呟く 唇を 不意に奪いたくなる 転がったガラス玉を拾う 白く長い指に見惚れている 乱れた黒い髪を かきあげる仕草が ずっと この胸の中を 掻き乱しているよ その瞳 思い出して 夜明けを数えてた 今しかない 今しかないのなら 抱きしめていたい 繰り返す 波の音 押し寄せる 今すぐ会いたい 今 愛は 心は 君を求めているよ この季節が過ぎ去って 愛が果ててしまっても ほら また風が 君を連れ戻すから 夏の魔法で また君を見つけ出すから