叩いたドアの向こう 音も立てずに 水を飲み干した まだ 夜明け前 ひっそりと起こして いっそこのまま 夢の中でも夢を見たまま つぎはぎの 落としたボールが跳ね返る 忘れたくないからと それだけを 覚えるたびに 忘れて 大切な思いさえ 手放しそうです どこかに落っことした あの憧れも 星よ さよなら 似たり寄ったり お互いが探し合うから その素晴らしさに気付かない 笑ってないで こっちへおいで 冷たいソテー 温めてなくっても食べるよ 足りないことが 足りないもの 君なんだね この愛の 差出人は 愚か者の僕は 今更 気付いたんだ 押し寄せる波の音 心拍数になる なけなしのことだらけだとしても 緩やかにさせてゆく君の温もりと 話したい言葉を 僕は知らない 知らない 知らないフリをしている まだ 君といたいから でも 知りたい 知りたい 君が心に隠している 嘘も本音も