獰猛な 飽くなき飢え渇き 真っ赤な火の花 滅びの炎の花を! 我は死神 混じり気なき 純度の 「我は死神」世界の破壊者なり さまよえる 「月魄よ」 束の間の安らぎを 狼狽える雨 血を流すこと流れることに 立ち竦みながら 生きてゆくのか 立ち竦みながら 死を前にしても さまよへる 彷徨へる 燦然と煌めく月よ 星は壮絶に物語れ 大気は冷たく 鋼鉄となりて 恐れを知らず 古き呪を洗ふ 所詮この世は 弱肉強食「喰うか食われるか」 獲物で喉を 潤す 盲目の羊... 愚かな血は終焉り 狼だけが生存る 「さあ魂を刺し出せ 此の世のすべてと引換に」 己が渇望むもの すべてと (正義 悪 信仰 人種 国 富 権力....と) さまよへる 謳え、牙ある者たちよ さまよへる 謳え、牙ある狼よ 彷徨へる 謳え、牙ある狼よ 彷徨へる 謳え、牙ある狼よ、歌へ 刃の下に 心は在りや 刃の下に 心は在りや 刃の下に 心は在りや 刃の下に 心は在りや 刃のもとに