憔悴し命を儚みて 苦き誠を噛みしめる 月夜 流れては落つる 罪と悪をになわば 修羅の現世を孤り 流離ふや いのちなき 鐵塊に 燃え盛る 炎 しがらみも運命も 魂さへ 深き眠りにつゝまれる 月夜 逃れあらがへぬ 罪と悪に身を焼き 眠りから覚醒る 独りの修羅 いのちなき 鐵塊に 燃え盛る 炎 生まれては 滅び散らす いのちの 火花 己が血の熱きまま心に鋼を鍛つ なにを心の鋼とし 生きるや なにを我身の刃とし 生きるや 忍ぶとすれど 夜の月をあふげば 涙は流れて とどまらず いのちなき 鐵塊に 燃え盛る 炎 生まれては 滅び散らす いのちの 火花 己が血の熱きまま心に鋼を鍛つ