冬の寒さが一度に来ちまった 12月には虚しさが 誰の胸にも咲くという 何を思うでもなく動けなくなった 死を待つだけが どれだけ虚しいか分かっているのに 君の街はどうですか まだ灯りは絶えず燈ってますか 今夜眠る街は騒がしく 君の居る街を思い出します 堪えきれぬ涙よ 僕の声があの娘に 届く前に乾いてくれ 堪えきれぬ涙よ 僕の声があの娘に 届く前に乾いてくれ 気が狂いそうな気温差には 人の心を映し出したよな 空を思い出す 悲しみを殺すこともできなかったな それにさえ悔しさが 付き纏う事は分かっているのに 君の街はどうですか もう眠りにつく頃でしょうね まだまだうるさいこの街の 雑踏が今はもう心地よくなりました 僕の旅は終わらない いつかあなたの街にも 静かに立ち寄りたいものです 僕の旅は終わらない いつかまたあなたの街に 一人立ち寄りたいものです 堪えきれぬ涙よ 僕の声があの娘に 届く前に乾いてくれ 堪えきれぬ涙よ 僕の声があの娘に 届く前に乾いてくれ