あの白く光っている息の跡 柔く、脆い柱 旅は続くみたい あの夏見えた あの夏消えた 坂くだる朝 その時会えた 私は今も夢の中にいて 記憶の片隅で君は笑うの、触れたい 嗚呼、 このまま二度と戻れないのなら 最後の曲流さないようレコード回り 続け 幸せが飽和して苦しい 砂の城を建てて 願い唄う、ホサナ まだ望みがあるのなら祈ります ホサナ 霞の中ある御心 ただ私は慈しみ続けるわ 残された生き物たちを 私は今に輝き続ける 君の顔は忘れてしまっても、次の世 嗚呼、授かり過ぎた命の奏を 最後の曲流れ続く、 二度ともう戻れないね 私は今も夢の中にいて 淡く遠く波の向こう、 君はもういないの 嗚呼、見下ろす世界、創り出す楽園 これからは雲のうてな、 微かに笑いかける