雲隠れ、秘密の方角へと行く 沢流れ、人などいない場所へ 朝、また朝から開く 目指すは、あの陽の果て 目を閉じ、この時、ほら 二度とない、森閑とし 光の柱が、ほら 岩は濡れ、絡みつく命の港 霧は晴れ、虚栄、妄想、 緊張なくなる 朝、また陽が差し出した 戻るは、描いた郷 原初の輝き、ほら ねえ、もしも落ちていたら 世界はいつも此処に 目指した、あの陽の果て 届いた気がしたけど 僕らはまだその時じゃないさ、 いつか其処に 目指した陽が見てきた 追います 到る空に 浅ましい、目覚ましい色 答えはありはしない