闇夜に泳ぐ蝶を追って 時は刻々 崩れかけた有色の日々 まだ消えないで 愛故に手放した残光に 追いつかれぬように 哀故に傷つきながら進む 振り返らぬように 手に入れたかったのは 当たり前とか平凡とかの日常だった 届かなかった願いを込めて 踏み躙った命の上に 根を張ってでも生きていけと もう触れられない熱を感じ 骸よ 骸よ 安らかに眠れ 泣き叫んで孤独と共に 這いつくばって生きていけと もう叶わない想い抱いて 骸よ 骸よ 安らかに眠れ 踏み躙った命の上に 根を張ってでも生きていけと もう触れられない熱を感じ 骸よ 骸よ 安らかに眠れ