ワンマンアーミー (feat. 鏡音レン)

歌詞

付き合いきれないからもうばいばい 悪いが他をあたってくれ 値切りすぎて今夜が最終回 いみじくも逃げ果せた 大赤字の弔い戦 次々と御首級を頂戴 頭数が足りなくなった? それならばまた増やしてくまでだ 栓が抜けたように我先に 散り散りになってしまった 下がってく 士気をどうすることもできないし こんなにも開けた草っ原で裏切り 者を見逃したんか? なら、あんたも同罪だ！ 兵どもが夢の跡 結局僕らは唯々、独法師 棺の中に暮らすみたいに 譫言を吐いた小川のほとり たった一歩だって動けないで 大昔の手柄は目下、 くその役にも立ちやしない 要らないから全部持ってって 一欠片も残さず持ってって 鉛みたいに重たくなった 兜をさっさと脱ぎ捨てて 逃げ果せたお前は大正解 それでも尚、 足掻き続けんのは何故か ない袖は振れない あっても振らない 哀れんだ瞳で刺すだけ 零れてく 銭をどうすることもできないし いつまでも満たない空きっ腹に 八百粍口径、掃射 突拍子もない冗談！ 野望など忘れてしまった 志半ばってことにしとけば見掛け 倒しにはなるだろう あばよ、あばよ あてもない珍道中よ せめて美味しく召し上がってくれ 何枚舌で騙したっていいから最後は 味方でいてくれないか 蝿が集るまでほっといて悲しんでる 振りなんかしないで 燃えてるような凍えてるような 拷問じみた熱さで 掌を焦がしてまで 守りたくなんかない 泥舟は沈む どこまでも どうやらここらが潮時だって 教えてくれてありがとね 鈍になったその言の葉でどうか 一思いに 兵どもが夢の跡 結局僕らは唯々、独法師 棺の中に暮らすみたいに 譫言を吐いた小川のほとり どうせ一歩だって動けないから 弔いなんか要らないぜ