愛と呼ぶには尚早で 恋と呼ぶにはゆるやかすぎる 悲しいことばかり 数えて暮らしていくように なったのはいつからだ この日々にも慣れてしまったけど 当たり前の生活を 求めていたはずなのに なんか最近つまんないや 喧嘩もしなくなってきたね あなたがくれたネックレスの チェーンが途切れたその瞬間に この関係もきっといつか 途切れてしまうのねと不安になった 愛と呼ぶには尚早で 恋と呼ぶにはゆるやかすぎる 言いかけたあの2文字はもう コーヒーの苦さとともに飲み干した 寄り添い合う日々 気づけば 距離遠くなる日々 僕ら分かり合えなくたって 別れる必要はないでしょ 君の視線の先に もう僕はいらないね ガムシロップ程度に注いでくれた 甘い言葉はもう とけていた あなたがついた嘘はもう うやむやにして忘れてしまおう 永遠なんてないなんて 知りたくもなかった 酸いも甘いも平等に 愛しあえれば良かったのにな 冷めた想いも指先も 君に届きはしないようだ 君の視線の先にもう 僕はいらないねなんて 思っていても言わないからさ もっと君を注いでほしいのよ 愛と呼ぶには尚早で 恋と呼ぶにはゆるやかすぎる ほろ苦くなった僕らの日々も 余すことなく全部飲み干した
