明けない

歌詞

愛されたかった もっと 抱きしめて欲しかった そっとぎゅっと そんな事ばかり考える夜も 君は誰かを愛し 愛されている 眠れない夜のこと 少し君がなつかしくなる 夢のように曖昧な記憶 眠れない夜だけでいいよ 会いに来てほしいと 告げるほどに求めていた 単調に進んでゆく 秒針に耳を塞いで 冴え切った悲しみが揺れた 雑踏に立ち止まる すり減って軋んだ心も 愛想に打たれ手を伸ばす 私を夜から 攫って奪ってく心を 黙って離したりしないでよ 歪んでしまった愛の情 今だけは、 笑って眩んで重なって 恨んでしまってもいいから 浮かんだ憂い でも止められない 眠れない夜はもうない 嘘ついてまで 離れることはなかったな 簡単に荒んでゆく 君の声聞けない生活 誤った途端に手を放す 「大丈夫、これからは」 対話さえもままならない もうちょっと話をしよう 黙って溜まって疑った 私を分かってほしかった 歪んでしまった愛の情 戻りたい 戻れない 狂ってしまった目覚ましじゃ 二度と朝は来ない 借りてたままの よれたTシャツも ありふれたような その安い愛も どうやっても君に 返せそうにない どうやっても君に 届きそうにない 絵に描いたような 幸福だなんて この世界には 存在しないけど 錆びついたように まだ君といたい 巻き戻したいよ まだ君といたい かかってしまった魔法と 私を呪ってる王子様 期待したって前触れもなく終わる