そうだった 君はそうやっていつだって僕を 困らせた 「あれ、これもう話したっけ」 とか誰に言ったんだ? 理想論を語ってる君とぎりぎりで 生きてる僕では まあたしかに似ているような 気もしてたんだ なんかよくわからないけど ながながと話している君は 要ははやく別れたいって事でしょ 大好きとかそんな言葉は ストレートに言えたのに君は 最後だけ人任せもいい所よ 呆れてぐうの音も出ないわ! 辛口のジンジャーエール飲み 干していやになっちゃうわ しゅわしゅわ抜けてく サイダーみたいに すり抜けていった僕のこと 追いかけなくっていいの? バカみたいシャンディガフでも 勝手にビールで割って飲みやがれ こっちは全然割り切れないけど 「そうなんだ、いいね」 だなんて簡単に終わらせないでよ もっともっと聞いて欲しかった 僕の話 今度はこっちだってそうやって 終わらせてやるよ とか何度も 思ったんだけどやっぱやめといた あーあ、柔らかかったあのほっぺも あーあ、可愛げのないヤキモチも あーあ、 もう僕のものじゃないみたい あーあ、断片的になってしまった 忘れたくないと思ってたのに 「大好きだったよ、君が」 意味のない倒置法なのに サイダーみたいに涙が 溢れでてくるのは ほんとに君が好きだった 僕の想いの泡 弾けて消えてくれはしないから 辛口のジンジャーエール飲み 干していやになっちゃうわ しゅわしゅわ抜けてく サイダーみたいに すり抜けて行った君のこと 追いかけてたのは僕の方みたい そんなもんかよ 強がって大人ぶったりしなきゃ 良かった 甘口な君の言葉に騙された 僕のせいだって 言いたそうな君のその表情は ずっとずっとずっと忘れないから! 身勝手だってまだ思ってるからな
