足りないまま 亡くしたまま ひとりきり 夢を見る 場違いだな どこにいても 赫く燃やしちまえばいい ゆらり行こうぜ だらだらと 繋いだ手 離していた つまり どうせ このままで 君の 君のままで 悴んだり からかわれたり 悲しんだり 殺したい 気狂いだな その涙で 空を染めちまえばいい 僕は誰だっけ? 朝の匂いだっけ? 透けて ほんのり 永遠に恋したい ゆるいまま ネジも外したまんま 蕩けて 馬鹿で ずっと詩いたい ゆらり行こうぜ だらだらと 繋いだ手 離していた つまり どうせ そのままで いつの日だって ゆらり行こうぜ どこまでも 凪いでこうぜ さよならまで つまり 行こうぜ そのままで 君の 君のままで どうだっていいんだって くたばりそうだって 散々で 血だって 流れてたって 「怠惰で死んだ」って笑え 花開いたな 晴れてるな 足りないまま 亡くしたまま ひとりきり 夢を見る 泣きやんだら 抱きしめたら それはそれで 愛せばいい