線路沿いに咲く紫陽花 はなばなしい雑踏 迷路のような日々 アスファルトの起伏に誘う 電報は来ない 飛び立つ鳥たちに話そう 溶け出す氷 広い部屋が煩わしい午後 間違ってもノークライ そんな風に生きたい 適当なしゃれた料理が 美味しいらしい 突き刺すように吹く風 吠え出すエンジンの音 確かめたい 遠くはない街のイデオロギー 間違ってもノークライ そんな風に生きたい ひとりぼっちの夜 これからなんだと 冷たいボウルの底 苦しくなるんだよ 内から刺す鼓動 止めたくない衝動 突き動かすのはそう あの日の僕だよ ああ 間違ってもノークライ そんな風に生きたい