ドアのその向こうへ 飛ばした電波 届いているんだろうか 環状線を泳いで 一人見ていた 時間は溶け切った 街は息をしていつでも見ているよう そう思うから ハッとしたんだろう 小さな窓を開いた 小鳥は歌って泣いた まだ ここで君を待つ間 見渡す限りの今日が光る 街は息をして いつでも変わっていくよう 本当を隠しているのさ 最大風速で踏み出す どこまでも 空の色に 溶ける高さで飛ぼう ああ 小さな宇宙船が 黒い川を行き交って まだ ここで君を待つ間 見渡す限りの今日が光る 環状線の向こうで 振り返った君はそっと言った