あこがれにすり寄っても 似合わない 醜いアヒルのよう 気づいたろ? 何度も羽ばたいても 浮かべない 君は君にしかなれない 誰かが掛け放して 錆びたカギは外しておいたから 今、君を駆け 在りのままの姿 風に舞える その身を生くのさ 羽のない小鳥も空を目指すように ただひとつその目だけが睨んだ 光の先へ 誰も知らない色を見つけても いつも白い視線の檻に追われたね その感性を 尖らせた情熱を 消えそうな夜でも どうか醒めないで 今、君を描け 在りのままの姿 胸を張れる その日を待つのさ 街に降る笑い声 耳を塞げばいい ただひとつその手だけが伸ばした 先へ 丘の向こう 太陽が近づく瞬間 君が手に入れた その生き方に誇りを抱けること それが自由さ 今、君を駆け 在りのままの姿 風に舞える その身を生くのさ 羽のない小鳥も空を目指すように ただひとつその目だけが映した 光の先へ 足を鳴らせ 心鳴らせ