「たぶん運命的な恋なのさ」 静かになった君の横で 君もそう思ってたんだろう? 知らない香りがしてる 僕のせい?違うね 君のせい?それも違うね 何かこう巨大で 邪悪で甘い夜のせい 止まって!エンドロール巻き戻せ 僕らの生きる世界線 劇的なシーンもないと 何も変えらんないだろう 廻(めぐ)って互いに引きつけ 離れてくさながら小惑星だろう いつもの香水はどこへ 「たぶん運命的な間違いね」 独り言は気にもしないけど どこでこうなったって顔は なにも美しくないね 僕だけ?違うね 君だけ?それも違うね 理由を探せば 星の数ほどあるだろう 出会って現在まで変わらない 呼吸もままならないんだ 甦る記憶はまるで走馬灯のよう 拭って涙繰り返す 悲劇の主人公にグッバイだろ? 話は冒頭の続きへ そんな顔をしないでよ 暫くこうして側にいたくなるだろう お気に入りのシャツに着替えて さあこの気持ち伝えに行こう 今すぐにAh 「好きって言ってよ」耳元で 未だにこだましてんだ 表情まではもう思い出せないけど ゴメンねでもまだ遅くない 取り戻す運命の瞬間に ねえ、何故泣いてるの? 止まって!エンドロール巻き戻せ 僕らの生きる世界線 劇的なシーンじゃないと 何も変えらんないでしょ? 廻った先にあるはずさ そんなの決まって ハッピーエンドだろう 感動的じゃないけど 連れて行こう最終回 メロドラマじゃありえない展開が 残すは30秒 目も疑うほどのクライマックスさ 誰にもわからない 約束の場所で待ち合わせ 残すは10秒か? きっとこれが僕らの運命さ