いつの間にか心は知っていた 風をもっと感じて 君を順調に忘れちゃいそうで寂しい 記憶が彷徨っている 街を避けて進むよ 遠くどこかへ ゆるやかなテンポで 息をしていくんだ 橙色に吸い込まれそう 夏の終わりだけ いつも明確に訪れるって 君は言ったね 悪く言えば 諦めに近くて だけどもっと優しい 必要のないときこそ 約束を交わしたいね 本当はずっと 不思議なことを信じているから この道のどこかで 僕は気付くんだ 手のひらいっぱいの幸せに 光のいたずらで君を探すんだ また抱き合うため生きていくから その日まで 優しいイメージを 抱きしめていくんだ 単純になんて生きれないときも 何もかも全部終わる約束を 引き連れてやり過ごすよ 緩やかなテンポで 橙色に吸い込まれそう 崩れかけたケーキに 涙が滴っても ろうそくの火が消えないように