引きちぎったイヤホンの 左耳を運んでいったこの風が いつの日か君の頬を 撫でる時は来るのだろうか 煙草の火を消すように 街の灯りが落ちていく 漂ってる訳でもなくただ 酔ってるだけの ヒビだらけの日々 咲き方を忘れたあの花のように また僕らは街の底 裸足のまま駆け出すのさ 月明かりが照らす街を抜けて ここではないどこかへ 煙草に火をつけるように夜の街が 色付いていく 漂っている訳でもなく ただ酔っているだけの ヒビだらけの日々 意味の無い日々に 咲き方を忘れたあの花のように また僕らは街の底 裸足のまま駆け出すのさ 月明かりが照らす街を抜けて ここではないどこかへ いま風を連れて ねえ 煙草の火を消すように 街の灯りは落ちていく ねえ 煙草に火をつけるように 夜の街は色づいていく