Track byツキハムジヒナ
脱ぎ捨てた 上着の中に確かにあったんだ あなたがあの日僕にくれたもの あの言葉も 思ってもないこと 呟こうとして 割れた液晶で指を切った 首の伸びたシャツで拭った この野良犬の血を君は笑うかい? 逃げ出そうとして蓋をしていた 不確かにも火をつけて まだやれるさ 全て壊して 逃げ出そうとして蓋をしていた 不確かにも火をつけて まだやれるさ 眠れない夜を今殺しにいくのさ 枯れ落ちた赤を 踏み越えて 遠くの空に 見上げた空の色は何故か寂しくて 息を止めた