黄昏を駆け抜けて ここではないどこか遠くへ 朝焼けが心を焦がす音がする 胸の奥で ああ 降り始めた雨 名前のない気持ちを僕らは まるで空に逃がすように 夜の闇をにらみつけた どこにいて何をしていても 意味がないようなこの焦燥の中で 高鳴る鼓動 あの歌がまだ鳴り止まないから 黄昏を駆け抜けて ここではないどこか遠くへ 朝焼けが心を焦がす音がする 胸の奥で 名前のない 苦しみを 痛みを 許せる 僕らだから 眠れない夜も 抱えた孤独も 消えたいと願う 貴方だから 忘れたい日々も きっといつかは ああ 愛せるから