君はいない 君はいない 君のいない夏だった 太陽がただ僕を刺してる 昼下がり 海沿いで 僕ら 初めて出会ったんだ 踏切を待った あの日も晴れだった ねぇどうして? どうして? 神様は僕らに気づいてないのかな 君は死んでしまったんだ 潮騒が僕の鼓動を掻き消して 頭が真っ白になるほど壊れていく こんな広い空、広い世界、 白い夏と君が去った いつも通りの朝が 分からなくなって 苦しくなって 「泣かないで、 顔上げなよ。」って君は 僕に言うんだろう (君はいない 君はいない 君のいない夏だった) 何処に歩いていけばいい 何処に進んでいけばいい ずっとずっとわかんないんだよ 此処にいたって変わんない 此処にいたってわかんないまま 耐えれなくなる 君は死んでしまったんだ 潮騒が僕の鼓動を掻き消して 未だに喉に詰まるような静寂が こんな広い空 広い世界の中 君は死んでしまったんだ 頭が真っ白になるほど壊れていく こんな広い空、広い世界、 白い夏と君が去った 八月は蝉の音、 ふらりと繰り返すあの日々を 僕らを太陽が突き刺して ただただこの街は沈んでいくだけ 陽炎が指差した 最期は遠くまで息をして 二人は何処までも、何処までも 二人は何処までも、沈んでいくだけ (君はいない 君はいない 君のいない夏だった)