君の幸せは、私の幸せで … 君の幸せは、私の幸せなのか? 「悲しくなるよ。」と嘆いても 「死にたくなるの。」と返すなら 脆弱なプログラムが 君を拒むから。 絶対零度の愛の塊を 手放す勇気もないのにな。 どうしようもないほど溢れてく。 何回会ってもきっと変わんないよ。 気づいているのよ、ほんとはね。 凍えた声で伝わるかな。 「ごめんね。」 肌を撫でた冬の溜息に 抱きしめられて擦り抜けていく 不可逆性と惰性と反省の朝で 埋まってもない伽藍堂の狭間で 脆弱なプログラムが 君を拒むから ねぇ 涙が止まらないのは、 君の優しさが邪魔をするから。 絶対零度の愛の塊を 手放す勇気もないのにな。 どうしようもないほど溢れてく。 何回会ってもきっと変わんないよ。 気づいているのよ、ほんとはね。 凍えた声でも伝えなくちゃ。 あの日々も色褪せて、 いつか忘れてしまうだろう。 今までの全部全部を愛してるよ。 「さよなら。」