錆びれた 人生に綺麗に蓋をするように 僕を睨んだ夕日が 滑稽なくらい綺麗で、 羽もないのに飛びたいと願った僕を 優しく抱きしめてくれた、君のこと 思い出してしまうよ。 ねぇどうしたって 埋まらないあの1行に 灰皿から溢れた見え透いた嘘と 諦めを 流し込んでみても、 滲んでしまうばかりで 最期の言葉すら上手く 紡げないんだ。 今の僕をいくつか置き去りにして 記号みたいな“ごめんね”で喉を 詰まらせれば いつか「大丈夫」って言えるのかな Hook こんなに綺麗に積もった 悲しみに抗うことが人生だなんて 思いたくないよ 癒えない傷を 見せびらかすように歌を書いてる 何が罰になるのかもわからないまま で。 破れた夢の雑音に押しつぶされた 六畳一間。 歪んだギターを鳴らす。 それでも掻き消せない 未来のことを 語るこの静けさの痛み。 液晶の光は綺麗すぎて また僕だけが幸せになれない 今の僕をいくつか置き去りにして 記号みたいな“ごめんね”で喉を 詰まらせれば いつか「大丈夫」って言えるのかな Hook こんなに綺麗に積もった 悲しみに抗うことが人生だなんて 思いたくないよ 癒えない傷を 見せびらかすように歌を書いてる 何が罰になるのかもわからないまま で。