指先から

歌詞

修正不可能な程 壊した自分自身の希望 その破片で傷つく指の 切れ間から流れていく血潮 希望の種明かしはいつも 突然で呆気ない絶望 ため息で生み出す風が 季節の変わり目の合図 変わり者と笑われては 殻に閉じこもった僕らの 心の底 大事なトコ 盗まれない様にして 指先で触れる世界は 不完全に流れ消えていく 華やかなだけで虚ろな 喝采に背を向けて 名前さえ知らない誰かが 振りかざす言葉で傷ついて すれ違うその悲しみを 捕まえられるように きっと 踏み出したはずの足が まだスタートラインすら踏めず 朝焼けに誓ったはずなのに すぐに崩れ去っていく覚悟 それでもまだ それでもまだ 誤魔化して描いた未来の 影に飲まれ 怯えながら 生きていくその前に 眩い程の光に 包まれた時を夢に見て そのために捨てた物全部 羨ましくなってた 懐かしい景色が未だに 目をつぶれば呼んでいるけれど あと少し 手が届くまで ここに居てもいいかな シャッター音で 切り取った 景色のタイル模様 何千回 見失った 僕らの感情に嘘なんていらないから 不甲斐ない姿で今日も 眠れない夜を超えれずに 言葉に出来ない悲しみが また覆い尽くしても 指先で触れる世界は 不完全に流れ消えていく 華やかなだけで虚ろな 喝采に背を向けて 名前さえ知らない誰かが 振りかざす言葉で傷ついて すれ違うその悲しみを 捕まえられるように きっと