僕らは手を伸ばした 届きそうもない星達へ どこまでも無防備で 無邪気なままの手 追いかけたって 離れていくから あの日の思い出は 目まぐしい 生活の中で 次第にくすんでいった おぼろ月明かり 頼りに探した 朝が来る前に その欠片さえひとつ 見つけられない 降り注いだ 光が描いた 世界をなぞってもう一度 遥かに遠いその場所を この目で見てみたくて 流れ落ちて しまうその前に 壊れない様にそっと 手にしたい まずは ちっぽけな この観測地点から 指をさす そして辿り着いたのは 広がる暗闇の中で 何も出来ず立ち尽くし 駆けていくあの人を 羨んだって 変わりはしないのに 頭を埋めるのは 嫉妬や後悔 そして感情が 冷たくしぼんでった 何度叫んでも 誰も気付かない 仕方ないやって 笑う自分が一番 許せないのに 一呼吸で 日々を鮮やかに 彩る君に憧れた あと少し 伸ばした手の先 から遠のくイメージに その瞳の 光が消えたら そこからがきっと始まりなんだよ 眩しすぎるほど 影は長く伸びていく 叶わない願い 終わらない現実 明けてく夜空が 夢見た未来を 白日に晒し 後に残るのは 何者でも無い 僕一人だけ 降り注いだ 光が描いた 世界をなぞってもう一度 遥かに遠いその場所を この目で見てみたくて 一呼吸で 日々を鮮やかに 彩る君に憧れた あと少し 伸ばした手の先 から遠のくイメージに その瞳の 光が消えたら そこからがきっと始まりなんだよ 眩しすぎるほど 夜空を満たしていく もう一回 この手を伸ばして もういいかい 振り向いてたって もうちょっと この手を伸ばして 満点の星空をずっと