相変わらず、 この季節の服は悩ましい 時間が足りなくなってゆく 正しく選ぶことが 全てじゃないとしてもさ、 今まで間違えすぎたな きみが現れるその時にやっと わたしは思い出す、 いつかそうだったように 黄色信号で止まる人が きみだとしたら、 わたしは進む人で なりたいものになればいいよ なんて言われながら、 とにかく自転車を漕いでいたよね 炭酸水の泡を数えているきみは さみしいって言えないで、 歌を歌ってる 対岸の光が踊っているように 見えたから嬉しくて今を忘れてみる ライターの火が風で消えないように 情けない格好で踊る夜になる 対岸の光が消えない夜に ひとりだなんてことを 思い出したくない ライターの火が風で消える時に 迎えに行く なりたいものになればいいよ なんて言われながら、 眠れない夜をひとつずつ越える