強い命が通る音が聞こえた 誰も救わなくても、 大人になれた僕らは 二塁打が限界の 星のもとに生まれた 森の中、誰かが こちらを覗いている もうすぐおうちに帰らなきゃ 夕日が落ちたら帰れない 日めくりカレンダー 止まったままの6月 誰も教えないから、 子どものままの僕らは さよならの嗅覚は 常にさえているんだ 森の中、街並みが 変わるところ見ていた 遠くに響くはだれの声 ここにいるのはふたりなのに もうすぐおうちに帰らなきゃ 夕日が落ちたら帰れない のびる影がおばけみたい ここにあるのは命なのに 夕日が落ちたらまた明日