忘れてたはずの日常 「さよなら」が谺して 映る君がぼやけてく 笑ってはみたの、何度でも 記憶をなぞる度に より深くなるよ 等身大の自分でいたいのに 憧れにまだ縋る 言葉を誤魔化している そっと「もういいか」って 言いかけた くちびるが 乾ききったところで 私なんかじゃ 口癖が心を濁していく 嘘をつけば 毒になってしまうから 頷いたふりをしないで 知らぬ間 捲った日々も 触れるように伝う 雲ひとつない 空から降りた雨粒が 涙の跡を隠してる 失くしてたはずの日常 懐かしい声がして ズレたピントを合わしてみる 笑ってはみたよ、精一杯 捨ててしまえばいいのに 重ねていってしまうよ とめどなく流れる雲 まるで世界の感情を 表してるようで 形を変え 消えていった 魔法みたいな あの日だって 全部 私の心を彩り続けてる 手に入らないものばかり 探し続けていた だけど見当たらない どれも見当たらない ぼやいていた 頬杖ついたまま ただ戯けてるだけと 痛みの中で いつからか 理由を探している 風に乗って 流されてしまうなら もう 誤魔化しはしないで 知らぬ間 巡った日々を 触れるように伝う 雲ひとつない 空が鳴らした雨音が 涙の音を隠してる
